
矯正治療は虫歯などの歯科治療と違って、診療所に来た時だけが治療なのではありません。
矯正歯科医を訪れるのは装置を作ったり調整に来るためであって、
家にいるときも矯正の治療は継続していることをご記憶ください。
特に患者さんが幼いときには保護者の積極的な協力が必要です。
保護者が非協力的であれば治療は必ず挫折してしまいます。
お子さんを叱責するのではなく、一緒に治療を受けるような気持ちで励まして欲しいものです。
歯を動かすための作用が、次の通院日くらいまでしか続かないため、
いたずらに放置しておくと治療期間が長引き、よい治療成績は得られません。
どうしても約束の日時に来院できない時は、早めに電話連絡して、
かわりの日時を決めてください。
口の中に装置を入れると食べ物のかすがたまりやすくなり、
虫歯や歯ぐきの炎症の原因になります。
食後には必ず歯ブラシを使い教わった方法で歯を磨いてください。

床矯正装置は一日中、またヘッドギアー・チンキャップ・ゴムなどは決められた時間を守って使用してください。
よく使うと良い結果が得られますが、不十分だと効果はほとんどありません。
そのままにしておくと、歯や歯ぐきを傷つけたり、歯を悪い方向に動かすことがあります。

粘るものは食べないでください。
矯正装置をいれている時は、おもち・アメ・チューインガムなどの粘るものを食べるのは避けてください。
強制装置は無理をすると壊れやすいという欠点があります。
装置が頻繁に壊れると治療が長引いたり、失敗する原因になる事があります。

矯正治療は、約1ヶ月に1回、あるいは2〜3ヶ月に1回の間隔での継続的な通院が必要です。
多くても月に2回ですから学習塾・クラブ活動等を休んでいただく場合もありますので
ご了承ください。