山片矯正歯科 遺伝
顎の大きさや本数は、遺伝によってある程度決まっています。親が受け口であれば、その子どもも受け口になりやすい傾向にあります。
当院のカウンセリングの3つの特徴
1. 患者さまの一人一人のお悩みに向き合います
当院にご相談の際は、患者様のお悩みをお聞かせください。
一人一人の写真・CTまたはレントゲン撮影（有料）をもとに、現在の状況を説明します。
矯正治療による可能性の提案をさせていただきます。
2. 将来への不安を解決します
原因・状況を科学的根拠に基づいた説明をさせていただきます。
特に子どもの場合は、顎の成長や歯の生え変わりを見越した計画を立てる必要があるため、遺伝的、習慣的な要因に配慮し、将来的な見通しや予防的アプローチの説明をさせていただきます。
矯正医による治療は、長期的な予測や安定性を考慮した計画を立てることが可能です。
3. 経験豊富な専門医が対応します
複雑な症例や成長期の子ども、大人の難しいケースの治療は、専門的な知識や高度な技術が必要です。
矯正医は、歯科大学卒業後にさらに矯正治療に特化した専門的な教育や訓練を数年間受けています。この追加のトレーニングを通じて、より複雑なケースやさまざまな矯正技術に精通しています。
当院では矯正治療経験30年以上の経験に基づく矯正医から患者様の未来に対する提案をさせていただきます。
歯並びが悪くなる原因とは
歯並びや嚙み合わせの不正は、さまざまな要因が絡み合って起きていると考えられます。
食事
軟らかい食べ物ばかり食べていると、顎が未発達になって歯の大きさとのバランスが取れなくなります。それにより、小さな顎に大きな歯が並ぶ形になるため歯並びが悪くなります。
癖
指しゃぶり（3歳くらいまでは問題なし）や唾を飲むときに舌を突き出すといった癖が続いていると、前歯が噛み合わない開咬や出っ歯の原因になることがあります。
乳歯の虫歯
乳歯は、永久歯がきちんと生えるためのガイドとしての役目があります。そのため、乳歯が虫歯によって失われると、永久歯が正しい位置に生えてこない可能性があります。
口呼吸
口呼吸を続けると筋肉のバランスが崩れて舌の位置が変わったり、受け口、出っ歯の要因になったりします。
きれいな歯並びと悪い歯並びはどう違うの？
ご自身の歯並びをもう一度見直して、セルフチェックしてみましょう。
次のチェック項目にひとつでも当てはまるものがあれば、ぜひ初回カウンセリングをご検討ください。
実際に鏡を持ってチェック！
正面チェック
- 上下の歯の中心がずれて、縦に一直線になっていない。
- 上下の歯を噛み合わせたとき、上の歯が奥に位置している。
- 上の歯が下の歯の半分以上に被っている。
横からチェック
- 顎の鼻先が直線上にあるのが理想だが、そのラインから崩れている。
- 鼻先と顎先を直線でつなげたとき、唇の位置がラインからはみ出るか届いていない。
- 上下の前歯の隙間が大きくあいている。
- 上の歯が下の歯より引っ込んでいる。
歯の並び全体をチェック
- 永久歯が揃っていない。
- 親知らずを抜いていない。
- 歯の隙間が多い。
- 歯列弓が不揃いでデコボコに見える。
初回カウンセリングの流れ
step 01
問診
ご来院された患者さまのお悩みを詳しくお伺いします。当院では時間をかけて一人ひとりに向き合うことをモットーとしており、患者さまのお話に耳を傾けるとともにご質問などにもしっかりお答えしています。また、当院の初回カウンセリングのご予約は、電話のみで受け付けとなりますのでご了承ください。
step 02
撮影（※無料の場合は撮影なし）
有料カウンセリングを選択された方は、レントゲンもしくはCT撮影を行ないます。お口全体や顎の状態、骨格の様子などがよりわかりやすくなります。
お子様の場合はこれから生えてくる永久歯の状態が詳しく分かります。
大人の方の場合、CT撮影によりおくちぜんたいや顎、骨格が3D化されることでより立体的にご覧いただけます。
step 03
写真の撮影
お口の中とお顔の写真撮影を行ないます。矯正治療では顎や顔のバランスを考えながら治療計画を立てるため、お顔の写真も記録します。患者さまと一緒に写真を確認しながら、矯正治療をした場合にどのように変わっていくかイメージをお伝えします。
step 04
カウンセリング後にお写真をお渡しいたします
これまで行なった撮影などをもとに、どのような治療方法が考えられるか可能な限りご説明します。また、現在のお口の状態、これから治療を受ける場合の流れ、治療にかかる費用などについてお話しし、患者さまがご不安に感じていることについて丁寧に回答します。カウンセリング終了後にお写真をお渡しします。
tel.072-754-1091 当院では患者さま一人ひとりに寄り添った治療を行うため、
ご予約はお電話のみ受け付けております。
ご予約はお電話のみ受け付けております。
○矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用
・矯正治療の一般的な治療費は60万～150万円、一般的な治療期間は2～3年、一般的な治療回数は24～36回となります。使用する装置、症状や治療の進行状況などにより変化しますので、参考程度にお考えいただき、詳細は歯科医師にご確認ください。
・機能性や審美性を重視するため、公的健康保険対象外の自費診療となり、保険診療よりも高額になります。
・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1～2週間で慣れることが多いです。
・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半～3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期（乳歯と永久歯が混在する時期）に行なう第1期治療で1～2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1～2年半を要することがあります。
・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
・矯正装置を誤飲する可能性があります。
・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物（被せ物など）の一部が破損することがあります。
・装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
・装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物（被せ物など）の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
・顎の成長発育により、歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
・治療後に、親知らずの影響で歯並びや噛み合わせが変化する可能性があります。
・加齢や歯周病などにより、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。
・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。