初めての方へ
- 歯並びが気になって口を大きく開けて笑えない、しゃべられない。
- かみ合わせが悪くて物がしっかり噛めない。
- 最近、子供の歯並びが気になってきた。
- 自分と同じような悩みを子供に持たせたくない。
まずはお気軽にご相談ください。
おひとりおひとり、ていねいにお話をお伺いします。
歯並び・かみ合わせがなぜ大切なのか?
歯並びやかみ合わせは、実は見た目だけでなく、身体の健康維持にも大きく関わっています。
- ものを食べる
- きちんと租借(噛み砕くこと)することは口の中の唾液の分泌を促し、消化と吸収を向上させ、身体の健康を維持しています。
- 話す
- 歯並びや噛み合わせがずれていると、発音が聞き取りにくく、コミュニケーションにや対人関係に影響がでます。
- 脳の働きを活発にする
- よく噛んで食べることは消化を助けるだけでなく、脳を刺激し発達や認知の機能を向上させます。
- 見た目の印象
- 「写真を撮るときに口元が気になり、素直に笑顔になれない」なんてことありませんか?歯並びのせいで自信をもてなくなることがあります。
- 性格が明るくなる
- 歯並びが気になり人の視線がいつも口元にあるような気がして、積極的に人と関われなかった方も、歯科矯正治療により社交的になり以前より前向きに人と関われるようになる方が多いです。
悪い噛み合わせを放っていませんか?
前歯の歯並びばかりを気にしても奥歯や上下の歯の噛み合わせがしっかり合わさっていないと全身に様々な不調があわられます。
- 頭痛
- 噛み合わせが悪いと顎の筋肉が緊張し、血行が悪くなり、頭痛になりやすいです。
- 耳鳴り
- 噛み合わせに問題がある人の多くは顎が後ろへずれている場合が多く、耳の器官を圧迫し耳鳴りを引き起こす要因となります。
- 虫歯・歯周病
- 歯並びが悪いと毎日歯磨きをしていても磨き残しができてしまい、虫歯、歯周病にかかりやすくなります。
- 肩こり
- 噛み合わせのバランスが悪いため、偏った筋肉の使い方をして、首、肩にかけて筋肉が緊張し肩こり、首の痛みにつながります。
- 胃腸障害
- 歯の不調であまり噛まずに飲み込んでいると胃腸に負担がかかります。また早食いから肥満になりやすくなります。
矯正歯科治療の目的は見た目だけでなく、理想的な口の環境を健康的につくることです。
矯正歯科治療を希望される方へ
私たちは、誰でも健康で明るい生活を送りたいと願っています。
きれいにならんだ白い歯は明るく健康的な美しさを表すと言えるでしょう。
しかし、歯並びが気になって口を大きく開けて笑えない・しゃべれないという方、あるいは、かみ合わせが悪くて物がしっかりかめない、という方がけっこうおられます。
子供の頃はあまり気にならなくても、大人になってそのような悩み・症状は増えていきます。
ひと昔前では矯正なんて…という感じでしたが、最近では日本でもかなり普及してきています。
そのような悩みを持つ親御さんなら、子供にはそんな苦労はさせたくないと思うのは当然でしょうし、また、大人の方でも長年思い続けて、時間的にも経済的にも余裕ができてようやく治療を受けられる方も増えています。
私たちは患者さんをそのような悩みから解放し、噛むことの大切さや喜びを感じてもらうと共に、将来の歯周疾患の予防ができればと考えております。
矯正歯科治療の流れ
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- 初診・カウンセリング
- 丁寧なカウンセリング、あなたの「こうなりたい!」をお話ください。不安や今後のことも気になることはなんでもご相談ください。
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- 検査
- レントゲン、歯型をとってあなたの歯並びを徹底的に調べます。あなたの歯が現状どのようになっているのかをご説明します。
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- 治療計画のご説明
- 結果をもとに具体的な治療方法をご提案します。期間や費用についても納得がいくまで話し合いましょう。
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- 治療スタート
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まずは虫歯、歯周病の治療、抜歯が必要があればそちらを治療します。その後、矯正装置を装着します。装置は数回に分けて装着していきます。
装着そのものは痛くありませんが締め付け感、噛んだ時に痛む場合があります。個人差がありますが2~3日は歯が浮いたような感覚はありますが、4~5日で気にならない程度になります。口の中の違和感やしゃべりづらさ、かみづらも徐々に慣れていきます。
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- 定期的な調整
- 月1回のページで装置のワイヤーやゴムの交換と調整を行い、矯正の進行具合もチェックします。
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- 治療終了、保定
- 矯正装置を外します。後戻りを防ぐために「リテーナー」という装置をいれ保定が始まります。
リテーナーは取り外し可能なので矯正装置のような抵抗はありません。保定期間は矯正期間と同じくらいです。通院は2~6ヵ月に1回です。
矯正につかう装置の種類
基本的には、一般的なマルチブラケット装置を用います。
これはブラケットと呼ばれる小さな装置を一つ一つの歯の表面に接着し、そこに針金を通して、歯を動かすというものです。
このブラケットは通常、金属製のものですがセラミック製や透明なプラスチック製のものもあります。
このマルチブラケット装置は歯に接着するため取り外しはできません。
小さなお子さまで乳歯が残っている場合は取り外しの装置(プレートあるいは顎外装置)を用いる場合があります。
個々の患者さんの年齢、不正咬合の程度によって用いる装置は異なります。
メタルブラケット
上顎・下顎ともに、歯の表面に金属の装置がつきます。
メリット
金属製なので丈夫で、様々な噛み合わせに対応できます。他の装置と比べると安価ですので、治療費を抑えることができます。
デメリット
装置が銀色ですので目立ちます。金属アレルギーがある方には使用できない場合もあります。
セラミックブラケット
上顎・下顎ともに前歯6本計12本に白い装置がつきます。それ以外の歯にはメタルブラケットがつきます。
メリット
メタルブラケットと同様、様々な噛み合わせに対応できます。目立つ前歯には透明や歯の色に近い白いブラケットが付くため、目立ちにくいです。非金属製なので、金属アレルギーの方でも使用が可能です。
デメリット
メタルブラケットに比べ、費用はやや高額です。また、材料により異なりますが、メタルブラケットと比較すると、多少強度が弱い場合があります。
フルリンガルブラケット
上顎・下顎とも、歯の裏側に、目立たない装置を付けます。
メリット
歯の裏側に矯正装置をつけるので、会話中など前からは矯正装置が見えにくいです。周囲の人から気付かれずに矯正をすることができます。
デメリット
矯正装置に慣れるまでは、舌が装置にあたるため違和感を感じたり、話しにくい場合があります。歯の裏側に装置を装着する技術が必要なため、費用がかかります。
ハーフリンガルブラケット
上の歯の裏側にリンガルブラケットを付け、下の歯の表側にセラミックブラケットを付けます。
メリット
目立ちやすい上の歯だけ、歯の裏に装置を付けるため、フルリンガルブラケットより費用を抑えることができます。
デメリット
矯正装置に慣れるまでは、舌が、上の歯の裏の装置にあたるため違和感を感じたり、話しにくい場合があります。